Emini S&P6月限は、7530/7520のサポートに下押しした後も、7590/7595の目標値には未到達。ロングは7510割れにストップを置いた構え。足元では7548へ反発しており、まず7555、その後は7569の史上最高値の再トライが視野に入る。同高値を上抜ければ7590/7595が再び開き、7645/7655までの上値余地も見込まれる。一方、7510を割り込めば7490/7485がリスクとなり、次のサポートは7465/7460が意識される。
Emini Nasdaq6月限は史上最高値29,782を上回って買いシグナルが点灯。初期目標の29,950/30,000はすでに達成しており、次のターゲットは30,450/30,490。第一サポートは29,750/29,650で、再テスト局面では29,550割れにストップを設定。Emini Dow Jones6月限は50,292を上抜けて50,630/50,690および50,940/50,990を目標に掲げ、いずれも達成後に51,209で新高値を更新したものの、その後は反落。サポートは50,300/50,200、ストップは50,000割れ。高値を再び上抜ける動きとなれば52,050/52,150が示唆される。
S&P 500先物の見通しとリスク水準
Emini S&Pでは7530/20のサポート水準を注視している。7510のストップを上回って推移する限り、今後1〜2週間で7590/95の目標値へ向かう展開を有力視。市場は先週発表のコアPCEデータ(前年比2.1%と想定以上に低水準)を消化している局面とみられ、上昇基調が継続しやすい材料となっている。
7510を割り込む場合、強気スタンスに対する重要な警戒シグナルとなる。5月の米非農業部門雇用者数(NFP)を控え、市場が景気のハードランディング懸念へ傾き始めている可能性を示唆。このシナリオでは、7465/60のサポートゾーンへ短期的に下押しが加速する展開を想定する。
NasdaqとDow:主導性、乖離、トレーディング戦略
Nasdaqは明確に相場の主導役であり、当方の優先ロング対象。史上最高値のブレイク後も著しい強さを維持しており、AI関連株のブーム継続が追い風(利益成長率は前年比30%超)。次の主要ターゲットは30,450/490を維持し、29,750/29,650の再テスト局面では押し目買いでポジションを積み増す方針。
こうした「テック主導の狭い上昇」は、1990年代後半の相場環境を想起させる。トレンドには追随する一方、他指数との乖離には警戒が必要。主導銘柄が限定される局面ではセンチメントが急変しやすいため、ストップは29,550割れにタイトに設定する。
Dowが51,209で高値更新後に急落した点は懸念材料。金利動向や世界景気への不安に敏感な工業株・金融株からの資金回転(ローテーション)を示唆する。CBOEボラティリティ指数(VIX)は現在14.5前後と相対的に低位だが、Dow主導の弱さでVIXが急伸すれば、他市場へ波及するリスクがある。
こうした乖離を踏まえ、向こう数週間の戦略はNasdaq先物の比重を高め、S&Pのロングはより選別的に臨む。Dowが史上最高値を上抜ける場合、なお52,050/52,150が視野に入るが、ロング再開はまず50,300/50,200のサポートが堅固であることを確認してからとする。
今すぐ取引を始めましょう — VT Marketsのリアル口座を開設するにはこちらをクリックしてください。