ニュージーランド・ドル(NZD)は火曜日のアジア時間、米ドル(USD)に対して0.33%下落し、0.5855近辺で推移した。前日は上昇していたが、米ドル高が進み反落した。
米ドル指数(主要通貨に対する米ドルの強さを示す指数)は0.15%高の99.10近辺まで上昇した。前日に急落した反動で米ドルが持ち直した。
イラン協議と米ドル高
米国のドナルド・トランプ大統領は月曜遅く、イランへの攻撃計画について、協議で「非常に前向きな進展」があったとして延期したと述べ、「合意できる可能性が高い」と語った。英ガーディアンが報じた。同報道によれば、延期はサウジアラビア、カタール、UAE(アラブ首長国連邦)などからの要請を受けたものだという。
原油価格は総じて高止まりし、米ドルを下支えした。原油高はインフレ(物価の上昇)見通しを押し上げ、FRB(米連邦準備制度理事会)による年内利下げ観測(政策金利を下げるとの見方)を弱めている。
市場は水曜日に公表予定のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨を待っている。議事要旨は、FRBの金融政策(利上げ・利下げや資産買い入れなど)見通しについて、より詳しい手掛かりとなり得る。
ニュージーランドでは、1-3月期の生産者物価指数(投入:企業が原材料などを仕入れる段階の物価)が前期比1.4%上昇し、市場予想(0.8%)を上回った。2025年10-12月期の0.5%低下から反転しており、生産者段階のインフレ圧力が強まっていることを示す。