GBP/USDは水曜の欧州時間に0.25%下落し、1.3500近辺で推移した。米ドルが底堅く、米ドル指数(DXY、主要通貨に対する米ドルの強さを示す指数)は0.2%高の98.50前後となった。
CME FedWatch(米国の先物金利からFRBの利上げ確率を推計するツール)では、年内に少なくとも1回のFRB利上げが行われる確率が、米CPI発表前の23.5%から35.6%へ上昇した。米CPI(消費者物価指数、物価の上昇率を示す指標)の総合指数は前年比3.8%となり、予想の3.7%と前回の3.3%を上回った。
英データと市場の焦点
英国では、木曜発表予定の1-3月期GDP(国内総生産、国の経済規模を示す指標)に注目が集まっている。市場予想は前期比0.6%増で、2025年10-12月期の0.1%増から加速する見通しだ。
テクニカル面では、GBP/USDは20日EMA(指数平滑移動平均、直近の値動きをより重視する移動平均)である1.3530を下回って推移し、61.8%フィボナッチ水準(過去の値幅から算出する戻りの目安)の1.3602付近では上値を抑えられた。RSI(相対力指数、買われ過ぎ・売られ過ぎを測る指標)は49.6と、中立の50近辺にある。
上値抵抗(レジスタンス)は1.3518、1.3530、1.3602、その上は1.3721、1.3873。下値支持(サポート)は1.3434、その下は1.3331、1.3163に位置する。
米ドルが強い背景には、予想を上回ったインフレ指標がある。CPIの3.8%が、年内利上げ観測(金融引き締めに動くとの見方)を押し上げ、GBP/USDには下押し圧力となっている。