ハンガリーのインフレ率は4月に上昇し、2月に記録した過去10年での低水準から持ち直した。総合消費者物価指数(CPI、家庭が購入する商品・サービスの価格動向をまとめた指標)は前年同月比2.1%上昇、前月比0.4%上昇だった。
エネルギーなど価格変動が大きい品目を除いたコアインフレ率(基調的な物価の強さをみる指標)は前年同月比2.2%上昇に拡大した。ほかの基調指標も「良好」とされ、波及的な値上げ(原材料高などが賃金やサービス価格に広がる動き)は限定的と示唆された。
基本シナリオの予測では、インフレ率は夏にかけて3%近辺となり、年末には4.0〜4.5%に達すると見込む。同シナリオでは、2026年の総合インフレ率の平均はおよそ3.0〜3.5%と見通している。
この統計だけで当面の金融政策が変わる公算は小さい。政策金利にあたるベースレートは年内を通じて6.25%で据え置かれる見通しだが、地政学リスク、エネルギー情勢、フォリント(ハンガリー通貨)の上昇の有無によっては、年後半に利下げ・利上げの可能性も残る。
統計はハンガリー中央統計局が公表した。記事はAIツールで作成し、編集者が確認したとしている。