英ポンドは1.3600近辺で底堅く推移、英インフレと米雇用統計の弱含みでポンド/ドルが上昇

    by VT Markets
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    May 7, 2026

    GBP/USDは3日続伸し、木曜日のアジア時間に1.3600近辺で推移している。日足では、上昇チャネル(高値・安値を切り上げる局面で引ける、平行な価格帯)の下限から反発しており、上向きの流れが強まりつつあることを示す。

    足元では、1.3600のピボット(相場の分岐点として意識されやすい水準)をわずかに上回って推移し、9期間・50期間のEMA(指数平滑移動平均:直近の値動きをより重視する移動平均)も上回っている。これにより、より大きな上昇基調は下支えされている。

    Technical Signals And Near Term Resistance

    水曜日のGBP/USDは約0.4%上昇し、1.3645を試した後、1.3595近辺で取引を終えた。直近高値圏の値動きでは、上ヒゲ(高値から押し戻された形)や小さなローソク足が目立ち、上値抵抗線(上がると売りが出やすい水準)付近で上昇の勢いが続きにくい可能性を示唆する。

    次の注目材料は、米国の非農業部門雇用者数(NFP:農業を除く雇用者の増減を示す主要指標)と、英国の建設業PMI(購買担当者景気指数:50が景気の分かれ目で、上回れば拡大傾向)だ。英国では4月のS&Pグローバル総合PMIとサービス業PMIがそれぞれ52.6、52.7となり、いずれも予想を上回った。

    英国の次の発表は木曜日の4月建設業PMIで、前回は45.6だった。

    Options Strategies For A Bullish Bias

    強気の見方は、英国インフレがなお粘着的であることを示す最新データにも支えられている。4月(2026年)のCPI(消費者物価指数:家計が購入するモノやサービスの価格変化を示す指標)は3.1%となり、イングランド銀行(BoE)の目標を依然として大きく上回った。これにより、BoEが利下げを先送りするとの見方が強まり、ポンドの下値を支える材料となる。一方、米国の4月(2026年)雇用統計では新規雇用が17.5万人と予想を下回り、ドルの魅力をやや弱めた。

    下値の支えは強い一方で上値抵抗の可能性もあるため、上昇局面を狙う手段としてコールオプション(将来、決められた価格で買う権利)を買う戦略が考えられる。今後4〜6週間で満期を迎える権利行使価格(ストライク)1.3900のコールを購入すれば、強い上昇が続いた場合の上振れを狙える。損失はオプション料(プレミアム)に限定される。

    上昇が緩やかだとみる場合は、ブル・コール・スプレッド(コール買いとコール売りを組み合わせ、コストを抑える代わりに利益上限も決まる取引)が代替案となる。例えば1.3850のコールを買い、同時に1.4000のコールを売る方法だ。これにより初期コストは下がるが、利益も上限が設定される。

    英米の今後のインフレ指標は重要になる。米雇用の弱さに対する市場反応は、金融政策の方向性の違い(政策金利の見通しの差)が相場に強く影響していることを示す。デリバティブ(価格変動を利用する金融商品。オプションなど)を使えば、重要指標の発表に伴う急変動リスクを管理しやすい。

    1カ月物GBP/USDオプションのインプライド・ボラティリティ(市場が織り込む将来の変動率。高いほどオプション料が高くなりやすい)は7.2%程度で、過去基準で中程度だ。オプション料が過度に割高ではなく、ポジション構築を検討しやすい環境といえる。次回の主要中銀会合が近づくにつれ変動率が上がる可能性があり、先回りしたポジションが有利になり得る。

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