ユーロ圏PMI急低下と高止まりするインフレがECBを板挟みに、ユーロの下振れリスク高まる

    by VT Markets
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    May 6, 2026

    ユーロ圏の購買担当者指数(PMI、企業の景況感を示す指数)は4月に悪化した。総合PMIは3月の50.7から48.8へ低下し、17カ月ぶりの低水準となった。約1年半ぶりに景気縮小(50を下回る)に戻った。

    サービス業は総合指数以上に弱かった。サービス業PMIは47.6まで低下し、62カ月ぶりの低水準となった。

    一方で物価の上昇圧力は強まった。投入コスト(企業が仕入れる原材料・エネルギー・人件費などの費用)は40カ月ぶりの高水準に上昇し、産出価格(企業が販売価格として設定する価格)も3年ぶりの速いペースで上昇した。

    工業製品の生産者物価(PPI、工場出荷段階の価格)も3月に上昇した。前月比は2月の0.6%下落から転じて3.4%上昇し、前年比は2.1%のプラスとなった。

    市場の織り込みでは、欧州中央銀行(ECB)の金融政策運営は他の主要中央銀行と大きくは乖離しない前提が置かれている。ただし、需要が弱いままで利上げが抑えられる場合、ユーロが他通貨に対して見劣りするリスクが高まる。

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