銀(XAG/USD)は水曜日、米ドル高と米国債利回り(国債の利率。市場金利の代表指標)が上昇したことで下落した。取引価格は71.20ドル近辺で、前日比2%超安。
米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利(フェデラルファンド金利の誘導目標)を3.50%~3.75%に据え置いた。決定は8対4で、スティーブン・ミランは0.25%ポイント(25bp=0.25%)の利下げを支持。一方、ベス・ハマック、ニール・カシュカリ、ローリー・ローガンは声明に「緩和(利下げ)方向の示唆」を加えることに反対した。
FRB、インフレはなお高水準と示唆
FRBは、景気は堅調なペースで拡大し、労働市場は安定しているとした。失業率もここ数カ月ほぼ横ばいだという。インフレ率は依然として高く、世界のエネルギー価格上昇が一因と説明した。
また、地政学リスク(政治・安全保障上の緊張が経済に与える影響)に言及し、中東情勢が先行きの不確実性を高めているとした。最大雇用の達成と、インフレ率を時間をかけて2%目標へ戻す方針を繰り返した。
チャートでは、XAG/USDは50日単純移動平均線(SMA=一定期間の終値平均)78.45ドル、100日SMA79.63ドルを下回る一方、200日SMA62.56ドルは上回っている。RSI(14)(相対力指数=買われ過ぎ・売られ過ぎをみる指標)は38近辺、MACD(移動平均収束拡散法=トレンドの強さをみる指標)はゼロを下回る。
下値支持線(サポート=下げ止まりやすい水準)は62.56ドル、次に54.00ドル。上値抵抗線(レジスタンス=上げにくい水準)は78.45ドル、79.63ドル。テクニカル分析はAIツールの補助で作成した。