AUD/USDは0.7200の上抜けに失敗し、豪州の消費者物価(CPI、物価の上がりやすさを示す指標)統計が市場予想を下回ったことを受け、週明け水曜日のアジア時間に下落した。豪ドルの重しとなり、米連邦公開市場委員会(FOMC、米金融政策を決める会合)の発表を前に0.7160近辺へ押し下げられた。
米国とイランの和平協議を巡る不透明感が、米ドル需要を支えた。米連邦準備制度理事会(FRB、米中央銀行)は2日間の会合を経て本日、政策金利(短期金利の誘導目標)を据え置く見通し。焦点は、パウエルFRB議長の記者会見で示される今後の政策運営の手掛かり(フォワードガイダンス、先行きの方針を示して市場を誘導する手法)に移る。
Range Break Needed For Clarity
同通貨ペアは、3月の安値から大きく上昇した後、約2週間にわたり同じレンジ(一定の値幅)内で推移している。勢いを示す指標(モメンタム指標)の判定はまちまちで、次の方向感をはっきりさせるにはレンジの明確な離脱が必要になりそうだ。
相対力指数(RSI、買われ過ぎ・売られ過ぎを測る代表的な指標)は50をわずかに下回り、MACDヒストグラム(移動平均の差から勢いを示す指標の棒グラフ)はプラス局面の後に横ばいとなっている。下値の目安は0.7160/0.7150近辺。さらに下げが深まる場合は、200期間の単純移動平均線(SMA、一定期間の平均値を結んだ線)である0.7043近辺も注目点となる。
テクニカル分析の部分はAIツールの助けを借りて作成された。