GBP/USDは日中の始値を下回ったものの下げ幅を縮小し、月曜のアジア時間には1.3520近辺で取引された。米国とイランの協議が進まず、投資家のリスク回避(安全性を重視して株などを売り、国債や米ドルなどへ資金を移す動き)が強まったことで、英ポンドが弱含んだ。
ブルームバーグは日曜、ドナルド・トランプ米大統領がパキスタンへの代表団派遣を中止したと報じた。派遣はイランとの直接協議を後押しする可能性があったという。トランプ氏は、イランは暗号化などで安全が確保された専用回線を使って米国に直接連絡できると述べた。
トランプ氏は土曜、協議の仲介役であるパキスタンへジャレッド・クシュナー氏とスティーブ・ウィトコフ氏を派遣しないよう伝えたという。トランプ氏は、イランは「多くを提示したが十分ではない」と述べた。一方、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、「脅しや封鎖の下で押し付けられる交渉」には応じないとした。
CNNによると、土曜に米ワシントンDCで開かれたホワイトハウス記者会夕食会で発砲の可能性が示唆され、トランプ氏はシークレットサービス(大統領警護隊)により速やかに退避させられた。JD・バンス副大統領や複数の閣僚も会場外に移動した。
停戦合意が揺らぐ中で安全資産需要が高まり、米ドルは強含んだ。イスラエルとヒズボラは、戦闘を3週間停止するために米国が仲介して延長された合意があるにもかかわらず、攻撃を強めた。