豪CFTCデータ:豪ドルの非商業部門ネットポジションは6.48万枚、前回の6.51万枚をやや下回る

    by VT Markets
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    Apr 25, 2026

    豪州のCFTC(米商品先物取引委員会)統計によるAUD(豪ドル)のNC(非商業部門=主にヘッジファンドなどの投機筋)のネットポジション(買い越し-売り越し)は、最新報告で64.8K(約6万4,800枚)となった。前回は65.1K(約6万5,100枚)。

    前回から0.3K(約300枚)減少した。これは豪ドルの非商業部門ネット建玉(差し引きの買い越し・売り越し)を示すデータである。

    最新のポジションデータからは、大口投機筋が豪ドルの強気(買い)ポジションを小幅に減らしていることが分かる。大きな流れの転換というより、上昇が続いた後の勢いがいったん弱まっている状況だ。新たな材料待ちの中で、利益確定売りが出ている。

    この慎重姿勢は、RBA(豪準備銀行=中央銀行)の金融政策の見通しとも整合的だ。RBAは2025年を通じてインフレ抑制のため高金利を維持してきたが、直近の2026年1-3月期(Q1)インフレ報告では前年比が3.2%まで鈍化した。市場では年内の利下げ(政策金利の引き下げ)の可能性を織り込み始めており、これが当面の豪ドル上値を抑えている。

    また、豪ドルの重要な支援材料である商品市況(資源価格)の鈍化も無視できない。代表例の鉄鉱石は2025年後半の高値から15%超下落し、中国の産業関連指標の弱さを背景に足元では1トン当たり約115ドルで推移している。海外要因として豪ドルの上昇に逆風となる。

    一方、米ドルは底堅い。数週間前の米NFP(非農業部門雇用者数=米国の代表的な雇用統計)では雇用者数が24万人増と強い結果だった。米景気の粘り強さを踏まえると、FRB(米連邦準備制度理事会=米国の中央銀行)が近く利下げする理由は乏しい。これにより、昨年の多くの期間に豪ドルが享受してきた金利面の優位性(豪米金利差の追い風)は縮小しやすい。

    次に注目される主要指標は、豪州の雇用統計とRBA議事要旨(会合での議論内容をまとめた文書)だ。国内景気の状態と中銀の判断がより明確になる。投機筋の買いが再開するのか、今回の小休止がより大きな調整の始まりなのか、これらの結果が見えるまでは慎重姿勢を維持したい。

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