金は金曜日に4,700ドルを上回り、4,726ドル近辺で取引された。上昇率は0.47%。米国とイランの接触が再開し、第2回協議に向けた動きがあるとの報道を受けた。
イランのアッバス・アラグチ外相は金曜日にイスラマバード入りする見通し。ホワイトハウスは、スティーブ・ウィトコフ氏とジャレッド・クシュナー氏が土曜朝にパキスタンへ渡航し、イラン協議に臨むとした。
市場はイラン協議に反応
報道を受け、WTI原油は約3.50%下落。米10年国債利回りは1.5bp(ベーシスポイント=金利の単位で0.01%)低下して4.31%。米ドル指数(主要通貨に対するドルの強さを示す指数)は0.22%下落し98.57となった。
ただ、日中は上昇したものの、週間では2.30%安となる見通し。米ミシガン大学消費者信頼感指数(家計の景況感を示す指標)は4月に49.8へ低下(3月は53.3)し、1978年以降で最低水準となった。
1年先のインフレ期待(今後1年の物価上昇見通し)は4.7%に上昇し、5年先(中長期の見通し)は3.5%に上昇。Prime Terminalのインプライド・フォワード金利カーブ(市場価格から逆算した将来の政策金利見通し)は、FRB(米連邦準備制度理事会)が2026年まで金利を据え置き、初回利下げは2027年7月になることを示している。
金は4,700〜4,730ドルのレンジで推移し、上値抵抗は100日SMA(単純移動平均線。過去100日平均の価格)である4,729ドル。下値支持は4,657ドル、4,600ドル、4,554ドル。上の目安は4,750ドル、4,800ドル、50日SMAの4,869ドル。