ドナルド・トランプ氏は、イスラエルとレバノンが停戦を3週間延長すると述べた。ブルームバーグが木曜に報じた。停戦は4月26日に期限を迎える予定だった。
トランプ氏は近く、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とレバノンのジョセフ・アウン大統領を招くとした。さらに米国は、レバノンがヒズボラから自国を守れるよう協力すると語った。ヒズボラはレバノンを拠点とする武装組織で、イスラエルや米国と対立してきた経緯がある。
原油価格の反応と現在の状況
執筆時点で、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は前日比3.80%高の95.45ドル。WTIは米国産の代表的な原油価格の指標(ベンチマーク)で、国際的に取引される。ほかにブレント原油(北海産を基準)やドバイ原油(中東産を基準)が主要指標として使われる。
WTI価格は主に需給(供給と需要)と世界の景気動向で動く。加えて、政情不安、戦争、制裁、OPECの生産方針、米ドルの価値(ドル高・ドル安)も影響する。
米国の在庫統計はWTIを動かしやすい。米国石油協会(API)が週次の推計値を火曜に公表し、米エネルギー情報局(EIA)が翌日に公表する。EIAは米政府機関による統計のため、一般に信頼性が高いとみられる。
OPECは12カ国で構成され、生産枠(加盟国ごとの生産目標)を会合で決める。OPEC+はOPECに加え、ロシアなど非加盟国も含む枠組み。