ラボバンクのジェーン・フォーリー氏:NZの堅調なCPIとRBNZのタカ派姿勢がNZドル/米ドルを押し上げ、引き締め観測を強める

    by VT Markets
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    Apr 23, 2026

    ニュージーランドの1-3月期(第1四半期)の消費者物価指数(CPI、家庭が購入する商品・サービスの価格の動きを示す指標)の総合インフレ率は、前年同月比3.1%となり、前回と同水準で市場予想も上回った。これに加え、ニュージーランド準備銀行(RBNZ、同国の中央銀行)が金融引き締めに前向きな姿勢(タカ派)を示したことが、ニュージーランドドル(NZD)を下支えしている。

    市場では、今後1年で政策金利が合計100ベーシスポイント(bp、金利の単位で1bp=0.01%、100bp=1.00%)以上引き上げられる可能性が織り込まれている。この織り込みは、ラボバンクの見通しよりも強気だ。

    Rbnz Policy And Market Conditions

    RBNZはここ数か月、政策金利を据え置いている。一方で、市場金利(金融市場で形成される国債利回りなどの金利)が上昇し、NZDも堅調なため、金融環境(資金調達のしやすさを左右する状況)は実質的に引き締まっている。すでに市場が金融環境を引き締めている分、RBNZは市場の想定ほど利上げを進めずに済む可能性がある。

    NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)の短期的なリスクとしては、イランでの戦争が激化した場合に米ドルへ「安全資産買い」(リスク回避局面で相対的に買われやすい通貨への資金移動)が入る可能性があり、その場合はNZD/USDが下押しされる。加えて、RBNZの利上げ見通しが引き下げられれば、1〜3か月の期間でNZD/USDの重しになり得る。

    年後半にかけては、米連邦準備制度理事会(FRB、米国の中央銀行)が追加利下げを実施すれば、NZD/USDは小幅に上昇すると見込まれる。なお本稿はAIツールで作成され、編集者が確認したとされる。

    Fed Rbnz Divergence And Nzdusd Outlook

    通貨ペアのもう一方である米国側では、FRBは2025年後半に利下げを行った後、最近の底堅い経済指標を受けて様子見(据え置き)姿勢にある。2026年3月の非農業部門雇用者数(NFP、農業分野を除く雇用増減を示す米国の主要統計)は21.0万人増と堅調で、食品・エネルギーを除いたコアインフレ率(基調的な物価動向を示す指標)も2.8%と高止まりしている。FRBが中立的で、RBNZが引き締めに慎重(ハト派、利上げに消極的)へ傾くという見通しの差は、今後数週間のNZD/USDに逆風となる。

    この変化を踏まえると、NZD/USDの上値余地は限られるとの見方が成り立つ。投資家は下落に備える手段として、2026年6月満期で行使価格0.6050付近のプットオプション(期日までにあらかじめ決めた価格で売る権利)を購入し、下振れリスクに備えることが考えられる。別案として、重要な上値抵抗線(レジスタンス)である0.6200を上回る水準のアウト・オブ・ザ・マネーのコールオプション(現時点で権利行使しても利益が出ない水準の「買う権利」)を売却し、相場がレンジ内で推移するか下落する場合にオプション料(プレミアム)を得る戦略もあり得る。

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