米国・イラン間の緊張継続で慎重姿勢続くなか、金は週安値から反発後も変動

    by VT Markets
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    Apr 22, 2026

    金は水曜日、トランプ米大統領が期限直前に停戦を延長した後も米国とイランの対立を巡る警戒感が続き、序盤の上昇を縮小した。XAU/USD(金の対米ドル相場)は4,735ドル近辺で推移し、火曜日に付けた1週間安値の4,668ドルを上回った。

    イラン指導部は「脅しの影の下」での交渉を拒否し、パキスタンで予定されていた第2回協議には出席しなかった。トランプ氏は、イランが統一案を提示する時間を確保するため、パキスタン首脳部が停戦延長を要請したと述べた。

    米軍によるイラン港湾の海上封鎖は継続している。トランプ氏は、提案が提出され、協議が終了するまで軍に封鎖を続けるよう命じた。ニューヨーク・ポストは協議が早ければ金曜日にも実施され得ると報じた一方、タスニム通信はテヘランが同日程を決めていないと伝えた。

    金の戻りは限定的だった。米金利が高い水準で続くとの見方が根強く、金は戦闘開始後から約10%下落している。原油は高止まりし、ホルムズ海峡を通る供給が大きく制限された状態が続いた。

    米指標では、3月の小売売上高が前月比1.7%増(2月は0.7%増)、消費者物価指数(CPI=家計が購入する商品・サービスの価格の平均的な変化を示す指標)は前月比0.9%上昇(前月は0.3%)となった。テクニカル面では、金は100日移動平均線(SMA=一定期間の価格の平均を線で示し、方向性を確認する指標)の4,731ドルと200日SMAの4,236ドルを上回った一方、50日SMAの4,882ドルは下回った。RSI(相対力指数=買われ過ぎ・売られ過ぎを測る指標)は48、MACD(移動平均収束拡散法=トレンドの変化や勢いを示す指標)はプラスだった。

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