AUD/USDは火曜日、リスク回避(投資家がリスクの高い資産を避ける局面)の中で米ドルが強含んだことを受けて0.7160近辺へ下落した。ただし全体としては底堅さを維持した。米国の経済指標は強弱まちまちで、米ドルの上昇ペースは抑えられた。
先に発表された指標は、個人消費の堅調さと労働市場の強さを示した。ADP雇用者数(民間調査会社ADPが推計する米民間部門の雇用増減)の4週平均は3.9万人から5.48万人へ増加したが、米ドルの上昇を強く後押しするには至らなかった。
米国とイランの緊張緩和を狙う協議は先行きが不透明で、協議が実施されるかどうかを巡り情報が錯綜した。第2回協議はイスラマバードで行われる見通しとされる一方、イランの国営系メディアは「公式代表団は交渉のために渡航していない」と報じた。
一時的な停戦の期限が迫る中、市場には警戒感が残った。ドナルド・トランプ氏は延長は見込み薄だと述べ、正式合意に至らない限りホルムズ海峡(中東の主要な原油輸送路)は閉鎖されたままだと主張した。
4時間足チャートでは、AUD/USDは0.7161で推移し、100期間SMA(単純移動平均線:一定期間の平均値でトレンドを見る指標、ここでは100本分の平均)0.7028を上回る一方、20期間SMA0.7167を下回った。上値抵抗(上昇が止まりやすい水準)は0.7167、0.7173、0.7185。下値支持(下げ止まりやすい水準)は0.7152と0.7028。RSI(14)(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎをみる指標。期間14) は50台半ばへ低下した。