NZドル高、NZD/USDは強いニュージーランドのインフレ指標を受け0.5910近辺に上昇し0.5900を上抜け

    by VT Markets
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    Apr 21, 2026

    NZD/USDは火曜のアジア早朝に0.5910近辺まで上昇した。ニュージーランドのインフレ指標を受け、NZドル(ニュージーランド・ドル)が強含んだためだ。火曜後半は米国の3月小売売上高(小売店の売上の増減を示す景気指標)に関心が移る。

    ニュージーランド統計局によると、2026年1-3月期(第1四半期)のCPI(消費者物価指数、家計が買うモノやサービスの価格の平均的な動き)は前年同期比3.1%上昇と、2025年10-12月期(第4四半期)の3.1%上昇と同水準で、市場予想の2.9%を上回った。前期比(四半期ベース)でも0.9%上昇と、前期の0.6%から加速し、予想の0.8%を上回った。

    一方、米ドルは米国とイランの緊張の高まりが下支えになる可能性がある。地政学リスクが強まると「安全通貨(市場不安時に買われやすい通貨)」への需要が増え、米ドルが買われやすい。2週間の停戦は水曜日に期限を迎える。

    トランプ米大統領は月曜日、イランとの停戦延長は「可能性が低い」と述べた。イラン側の交渉責任者は、脅しの下では交渉しないとし、トランプ氏が「降伏の場」を求めていると非難した。

    NZドルは、インフレが予想より強かったことで下支えされている。前年同期比3.1%というCPIは、RBNZ(ニュージーランド準備銀行、中央銀行)に高金利を長く維持する圧力を与えやすく、市場が想定していた年後半の利下げ時期が後ずれする可能性がある。

    ただし大きなリスクは、米国とイランの緊張が一段と高まることだ。停戦が延長されなければ「安全資産への逃避(リスク回避で安全とされる資産に資金が移ること)」が起き、米ドルが恩恵を受ける展開があり得る。

    足元の焦点は、きょう発表予定の米国3月小売売上高だ。強い結果となれば、米景気の底堅さを示し、FRB(米連邦準備制度理事会、米国の中央銀行)に利下げを急ぐ理由が乏しいとの見方が強まり、米ドル高につながりやすい。

    こうした相反する材料が並ぶ中、今後数週間はNZD/USDの「変動の大きさ(ボラティリティ、価格がどれだけ大きく動くかの度合い)」が最大のポイントになりそうだ。すでに1週間物のインプライド・ボラティリティ(オプション価格から逆算される市場予想の変動率)は12%近辺へ上昇しており、市場は大きな値動きを織り込みつつある。

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