USD/JPYは金曜日、円高と米ドル安が進み下落した。原油安も日本に追い風となった。ドル円は158.18円近辺で推移し、前日比0.61%安。
動きは直近1カ月のレンジ(157.50〜160.50円)の範囲内にとどまり、週間では3週連続の下落となる公算だ。米ドルの総合的な強さを示す「米ドル指数(ドルインデックス)」も、米国とイランの和平協議を背景に投資家心理が改善する中で上値が重かった。
イランがホルムズ海峡を再開したことを受け、原油は10%超下落した。イランは停戦期間中、商業船の通行を認めるとし、航路は同国の港湾・海事当局が定めるルートに沿うとしている。
原油安は、短期の物価上昇圧力を弱め、「米連邦準備制度理事会(FRB)」による利下げ観測を強める一方、「日銀」の段階的な金融政策の正常化(緩和策を少しずつ縮小すること)を後押しする材料となる。市場は週末の米国・イランの動向を注視しているが、核問題は未解決のままだ。
日足では、価格は「ボリンジャーバンド」の中心線に当たる「20日単純移動平均線(SMA:直近20日平均の価格)」159.20円を下回り、下限線付近の支持に当たる158.15円近辺で推移。「RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎをみる指標)」は46、「MACD(移動平均収束拡散:トレンドの強弱をみる指標)」はおよそ-0.20。上値の目安は159.20円、160.25円、下値の目安は158.15円。