S&P500指数は不均一なB波上昇を継続、7120を目標に 先行分析が示した4月反発時期とも整合

    by VT Markets
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    Apr 17, 2026

    4月1日時点のS&P500(米国株価指数)の更新情報では、エリオット波動(価格の動きを「波」で区切り、相場の段階を読む手法)、マーケット・ブレッド(値上がり銘柄数などで相場の広がりを測る指標)、季節性(過去の時期ごとの上げ下げ傾向)を根拠に、4月18〜28日にかけて「W-b」の反発が進むとの見方を示した。目標値は、波aの値幅に対するフィボナッチ・リトレースメント(押し戻しの目安としてよく使われる比率)61.8〜76.4%に、過去の支持線・抵抗線(下げ止まりや上値の重さが出やすい価格帯)を重ね、6800〜6900とした。

    指数はそのゾーンを上抜け、史上最高値を更新して7120に到達し、さらに上回った。中間選挙年の平均的な転換日(流れが変わりやすい時期)とされる4月18日前後に近づく中での動きで、この季節性パターンは過去に約75%の確率で観測されている。

    2011年、2018年、2020年の例では、第4波が「イレギュラー・フラット(横ばい型だが途中で想定以上に突っ込む/伸びる形)」になりやすく、B波が行き過ぎ(オーバーシュート)た後、反転する可能性が示されている。7120は、第1波(2020年安値から2021年高値まで)を2022年安値(W-2)から測った「138.2%エクステンション(波の伸びの目安)」に一致する水準でもある。なお1月には約120ポイント届かず、7002で止まっていた。

    3月の安値は第4波とされ、現在は第5波が進行中で、「alt: 4、alt: 5」(代替カウント=別の数え方)として示されている。第5波は「ターミナル・ウェーブ(終盤の最後の上昇で、勢いを使い切りやすい局面)」とも説明されている。

    2026年4月17日現在、指数は7550近辺で高値を更新している一方、景気面では注意すべき兆候もある。例えば、CBOEボラティリティ指数(VIX、S&P500の予想変動率で市場の不安度を示す指標)が14まで低下し、投資家の警戒感が薄い状態を示す。加えて最新のCPI(消費者物価指数)では、コアインフレ(食品・エネルギーを除いた基調的な物価)が3.1%と下がりにくく、FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げ(政策金利の引き下げ)を進めにくい状況を示唆する。

    市場の落ち着きとインフレの粘着性のギャップは、反転が起きやすい環境になり得る。強い上昇は、ターミナル・ウェーブのような「最後の押し上げ」になる可能性があり、数週間以内の下落に備える必要がある。

    対策の一つは、プット・オプション(一定価格で売る権利)を使い、ロング(買い持ち)のヘッジ(損失を抑える保険)や下落局面の利益化を狙うことだ。例えば5月限の7400プットのようなアウト・オブ・ザ・マネー(現値から離れた権利行使価格)のプット購入は、支払うプレミアム(オプション価格)に損失が限定される方法になる。VIXが低いため、これらのオプションは市場混乱時より割安になりやすい。

    もう一つは、急落よりも「上値が重い横ばい」を想定する場合のカバードではない戦略として、コール・クレジット・スプレッド(上昇が限定的とみて、コールを売って上のコールを買い、受け取りプレミアムを得る差金戦略)を使う方法だ。例えば5月限の7600コールを売り、5月限の7650コールを買うことでプレミアムを受け取り、満期までにS&P500が7600を大きく上回らないと見込む。相場が横ばいでも下落しても利益になりやすい。

    2025年と同様、テクニカル要因と季節性が重なる局面では警戒が必要だ。相場の勢いが鈍る兆候(高値更新の失速、値上がり銘柄数の減少など)を確認しつつ、リスク管理と次の大きな動きへの備えが重要になる。

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