GBP/JPYは金曜日、落ち着いた取引の中で小幅に下落した。米国とイランの和平合意の可能性を巡る見方から原油価格(石油の国際指標)が下押しされ、資源輸入国である日本の円がやや強含んだ。相場は一時215.69まで上昇した後、215.05近辺で推移した。
週前半には、原油高が日本の輸入コスト(海外からの仕入れ費用)を押し上げるとの見方から、GBP/JPYは215.91まで上昇し、2008年7月以来の高値を付けた。週間では2週連続の上昇となる見通しだった。
イランのアッバス・アラグチ外相は、停戦期間中、ホルムズ海峡(中東からの原油輸送の要所)が「すべての商船に対して完全に開かれている」と述べ、レバノンでの休戦と整合的だとした。WTI(米国産原油の代表的な先物指標)は3月11日以来の安値に下落し、81.50ドル近辺で取引された。日中では約9%安となった。
日足では、GBP/JPYは20日SMA(20日単純移動平均線:一定期間の平均値で流れをみる指標)の212.92を上回って推移し、ボリンジャーバンド(価格変動の幅を示す帯状指標)の上限216.39を下回った。14日RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎをみる指標)は63.83、MACDヒストグラム(トレンドの勢いを示す指標の差分)は約0.33だった。
上値抵抗(レジスタンス)は216.39近辺。下値支持(サポート)は212.92、次いで209.45。テクニカル分析はAIツールの支援で作成された。