銀(XAG/USD)は、3月の下落に対するフィボナッチ・リトレースメント(下落幅に対する戻りの目安)の50%付近で方向感なく推移しており、金曜アジア時間は79.00ドルをわずかに下回って取引されている。日中では0.50%高で、週間では4週連続の上昇となる見通しだ。
価格は200期間EMA(指数平滑移動平均:直近の値動きをより重視して平均化する移動平均)を上回って推移しており、直近で81.00ドル付近で上値を抑えられているものの、短期的には下支えが意識されやすい。RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎを測る指標)は57付近。MACD(移動平均収束拡散:2本の移動平均の差で勢いをみる指標)は再びマイナス圏に入っている。
上値抵抗(レジスタンス)は80.00ドル、次いで週足の直近高値である81.00ドル付近。ここを上抜ければ、61.8%戻しの83.16ドルが次の目標になり得る。
下値支持(サポート)は200期間EMAの77.01ドル、次いで38.2%戻しの74.82ドル。さらに下は23.6%戻しの69.67ドル、サイクル安値圏の61.33ドル付近が意識される。