ネットフリックス株は木曜引け後に9%超下落した。第1四半期決算がウォール街予想を下回ったためだ。GAAP(米国会計基準に基づく)1株当たり利益(EPS、利益を株数で割った指標)は1.23ドルで、市場予想(コンセンサス、複数の予想の平均)を0.11ドル下回った。株価は107.88ドルから一時98.00ドルを割り込んだ。
売上高は122.5億ドルで、前年同期比16%増。コンセンサスを0.8億ドル(8000万ドル)上回った。
会社側は第2四半期の見通し(ガイダンス、会社が示す業績予想)を市場予想より弱めに設定した。売上高は125.7億ドルを見込み、コンセンサスの126.3億ドルを下回る。第2四半期のGAAP EPSは0.78ドルとし、従来のコンセンサス(0.84ドル)を下回った。
ネットフリックスは、第2四半期が2026年で前年同期比のコンテンツ償却(制作費などを利用期間に分けて費用計上する会計処理)の伸びが最も大きく、その後は下期にかけて伸びが「1桁台半ば〜後半」へ鈍化すると述べた。第2四半期の営業利益率(売上高に占める営業利益の割合)は32.6%を予想し、前年同期の34.1%から低下する見通し。
第1四半期の営業利益率は32.3%で、前年同期の31.7%から上昇した。2026年通期見通しは据え置き、売上高は507億〜517億ドル(成長率12%〜14%、為替影響を除くベースで11%〜13%)とし、広告売上高(広告事業の収入)は2026年におおむね倍増する見通しも維持した。