中国の3月の貿易黒字は、輸出の伸びが鈍り輸入が増えたことで、13カ月ぶりの低水準となる511億ドルに縮小した。2026年1~3月期(第1四半期)の貿易黒字は合計2643億ドルだった。
ドル建てで見ると、2026年1~3月期の貿易黒字は前年同期(2025年1~3月期)比で2.5%減少した。人民元建てでは前年同期比4.8%減で、国内総生産(GDP、国内で生み出された付加価値の合計)を計算するうえではこちらの方が重要だ。
輸入は価格上昇を受けて増加し、特に技術関連(半導体=電子機器の中核となる部品、IT機器など)の品目で増加幅が大きかった。エネルギー価格(原油や天然ガスなど)の上昇により、今後数カ月は輸入額(価格×数量)がさらに押し上げられる見通しだ。
輸入代金が増えると、純輸出(輸出額-輸入額)がGDPを押し上げる効果が小さくなり、2026年1~3月期の中国GDPの重しになりうる。INGの2026年1~3月期GDP予測は4.7%だが、こうした傾向が続けば下振れリスクがあるとしている。
今後の見通しは、海外需要(中国製品を海外がどれだけ買うか)と米国の通商政策(関税=輸入品にかける税金)にも左右される。新たな関税ショック(突然の大幅な追加関税)は前提にしていないが、可能性は排除できないという。なお、このレポートはAI(人工知能)ツールを用いて作成され、編集者が確認したと記されている。