米国株価指数先物は火曜日、小幅に上昇した。一部のハイテク株が上げたことが支えとなった。イランが、ホルムズ海峡(中東で原油輸送の要所となる海峡)を通る船舶の通行を妨げないと表明し、先に中国上場の船舶2隻が米国の対応を受けずに通過したことを受けて、市場心理が改善した。
米国株は上昇し、一般消費財(景気に左右されやすい消費関連)、通信、ハイテクがけん引した。一方、エネルギー株は出遅れた。北海ブレント原油が1バレル=98ドルを下回ったためだ。S&P500種株価指数は、中東情勢の緊張を背景に生じた下落分の回復が続いた。
JPモルガンは第1四半期の売上高(収益)について、前年同期比10%増の498億4,000万ドルと発表し、市場予想の491億ドルを上回った。純金利収入(貸出金利と預金金利などの差から得る収入)は9%増の254億8,000万ドルとなり、2026年の純金利収入見通しは1,030億ドルとした。一方、株価は0.4%下落した。
トレーディング収益は約40億ドル増えて230億ドルとなり、投資銀行手数料は28%増加した。同社は、足元では個人消費が底堅いとしつつ、戦争に関連する要因やエネルギー価格の変動(値動きの振れ)がリスクになると指摘した。
ソフトウエア株は反発した。オラクルは月曜日に12%上昇し、火曜日の序盤もさらに6%高となった。同社株は9月の高値からなお約50%低い水準にある。オラクルは、自社技術により米国の消費者のコストが年間3億ドル削減されていると説明した。
英ポンドは、英国の経済指標が弱かったにもかかわらず、ドル安を受けて上昇した。国際通貨基金(IMF)は英国の2026年の国内総生産(GDP)見通しを1.3%から0.8%へ引き下げた。英国債(ギルト)10年債の入札は利回り4.9%で決まり、市場水準の4.76%を上回った。英国10年債利回りは5bp(ベーシスポイント、金利の単位で0.01%)低下した。