地政学的緊張が解消されない中、構造的需要が持続するなかで、OCBCのストラテジストは金が序盤の下落後に下げ渋ったと指摘

    by VT Markets
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    Apr 14, 2026

    金(ゴールド)は序盤に下落した後に下げ渋り、地政学リスク(紛争などによる不確実性)と、構造的な需要(長期的に続く買い需要)に支えられた。目先の値動きは停戦関連の報道と、リスク選好(投資家がリスク資産を買うか避けるか)の動向に連動しやすい。

    金は4645まで下落した後、ニューヨーク時間にかけて戻し、足元では4720近辺で推移。日足チャートでは上昇基調(強気)が続く一方、RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は落ち着いており、上にも下にも振れやすい局面を示す。

    Key Support And Resistance Levels

    下値支持線(サポート)は4670。21日・100日移動平均(一定期間の平均価格をならした線)と、フィボナッチ38.2%(過去の値幅から押し目・戻りの目安を算出する手法)の水準が重なる。上値抵抗線(レジスタンス)は4850(2026年の高値から安値への動きに対するフィボナッチ50%戻し)と、4915近辺(50日移動平均)。

    週末に合意がまとまらずリスク姿勢が弱まった後も、中銀(中央銀行)の買いは継続。ただし月ごとの買いは変動する。背景には外貨準備の分散(特定通貨への偏りを減らすこと)があり、金は地政学リスクや政策不透明感へのヘッジ(損失を抑えるための保険的な投資)としても使われる。

    基本方針は、上昇を追いかけるのではなく押し目買い。停戦の進展が焦点で、方向感は株式などを含む市場全体のリスク環境にも左右される。

    金は4720近辺で下げ止まっているが、上昇局面を追随して買うべきではない。地政学リスクと中銀買いという構造的な支えがあるため、押し目で買う戦略が有効。停戦報道で上下どちらにも振れやすいため、慎重な対応が必要だ。

    Options And Futures Positioning

    中銀の分散投資が主要な材料。世界金協会(WGC)は、2026年第1四半期の世界の金購入が純増45トンと報告。中国人民銀行は3月に10トンを追加し、数カ月続く積み増しを継続。この需要が価格の下支えになりやすい。

    オプション取引では、現金担保プットの売り(権利行使に備えて現金を確保したうえでプットを売る)や、ブル・プット・スプレッド(プットの売りと買いを組み合わせ、利益と損失を限定する戦略)を、4670の支持線近辺の権利行使価格で検討できる。下落を待ちながらプレミアム(オプション料金)を受け取り、逆行時のリスクを限定できるため、「高値追いではなく押し目で買う」考え方に合う。

    先物(将来の価格で売買する契約)を使う場合は、いま新規で買いを入れるのではなく、4670の支持帯に近い水準へ指値(特定価格での注文)を置くのが妥当。4850と4915はブレイク狙いの買い場ではなく、利益確定の目安として意識したい。買われ過ぎからの反転に巻き込まれるのを避けやすい。

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