ゴールドマン株の重しでダウは小幅安、4万7900付近 S&P500とナスダックは6800・2万3000超え

    by VT Markets
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    Apr 14, 2026

    ダウ工業株30種平均(DJIA)は寄り付き後の下げが一段と強まった後、約50ドル安の4万7,900ドル近辺まで下落した。S&P500種指数は0.2%高の6,800超、ナスダック総合指数は0.6%高の2万3,000超。米国がホルムズ海峡の封鎖を発表したことを受け、時間外取引でダウ先物が500ドル超下落した後の値動きとなった。

    米WTI原油先物は5%超上昇して1バレル=101ドル超、北海ブレント先物は一時9%上昇して約102ドル。米中央軍(CENTCOM)は、イラン以外の港に向かう船舶は通航を妨げないとしている。イスラマバードでの協議は合意に至らず、パキスタン、エジプト、トルコの仲介者が追加協議を計画しているという。

    銀行決算と市場の反応

    ゴールドマン・サックスは、1株利益(EPS、企業利益を株数で割った指標)が17.55ドル(市場予想16.49ドル)、売上高が172.3億ドル(同169.7億ドル)と予想を上回ったものの、株価は2.5%下落した。株式トレーディング(株式売買関連)の収入は前年比27%増の53.3億ドル。一方、FICC(債券・為替・商品取引)の収入は10%減の40.1億ドルと、StreetAccount(市場予想集計)を約9億ドル下回った。

    オラクルは8%高、パランティアは3%超高、ServiceNowとWorkdayは5%超上昇。中古住宅販売(既存住宅販売)は3.6%減の398万件と、2025年6月以来の低水準。中央値価格は1.4%上昇して約40.9万ドルとなった。

    米10年国債利回りは3bp(ベーシスポイント=0.01%)上昇して4.34%、30年債利回りは2bp上昇して4.93%。3月のPPI(生産者物価指数=企業側の物価の動き)は火曜日に発表予定で、市場予想は前年比4.6%、前月比1.2%、食品・エネルギーを除くコアPPIは4.2%と見込まれている。

    再び高まる変動への備え(ヘッジ)アイデア

    今回の状況を踏まえると、原油急騰への備えとして、XLEなどエネルギーETF(上場投資信託=指数に連動する投資商品)のコールオプション(将来、あらかじめ決めた価格で買う権利)を検討する余地がある。先週、VIX(恐怖指数と呼ばれる株式市場の予想変動率)は30%超上昇して19近辺まで上がり、市場の警戒が強まっている。VIXのコール、あるいはS&P500のプット(売る権利)を買うことは、株式市場全体が下落する局面への直接的な保険になり得る。

    原油高はインフレ(物価上昇)懸念を再燃させやすい。直近のCPI(消費者物価指数)では、コアインフレ(食品・エネルギーを除いた物価)が3.8%と高止まりしており、FRB(米連邦準備制度理事会)による近い時期の利下げ期待が後退している。国債先物のショート(先物を売って価格下落=利回り上昇を見込む取引)など、利回りが高い水準にとどまる前提のポジションは選択肢となる。

    技術株の中でも、企業向けソフトウエアが相対的に選好される流れが出ている場合、ペアトレード(割高・割安の差に着目し、買いと売りを同時に行う取引)が有効となり得る。具体的には、主要ソフトウエア銘柄をまとめて買い(ロング)つつ、金融セクターETFを売り(ショート)して、両者の動きの差を狙う戦略が考えられる。

    住宅市場は金利に敏感だ。フレディマック(米住宅ローン機関の統計)によれば、30年固定住宅ローン金利は再び7%を上回っており、金利上昇に弱い分野は引き続き注意が必要となる。住宅建設(ホームビルダー)ETFのプットオプション(将来、あらかじめ決めた価格で売る権利)を検討することは、住宅関連の弱さが続く場合に備える手段となる。

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