日本のCFTC円ノン・コマーシャル部門のネットポジションは前回の-7.29万枚から-9.37万枚に悪化、一段と弱気姿勢に

    by VT Markets
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    Apr 11, 2026

    日本のCFTC(米商品先物取引委員会)データによると、円(JPY)の「非商業部門(投機筋)」のネットポジションは、-7.29万枚から-9.37万枚へと拡大した。

    この変化は、前回の集計期間よりも「ネットショート(売り越し)」が大きくなったことを示す。

    Drivers Behind The Deepening Yen Shorts

    最新データでは、円に対するネットショートが一段と積み上がっており、投機筋が円安方向により強い見通しを持っていることがうかがえる。市場は今後数週間で、さらなる円安を想定している可能性がある。背景として大きいのは、日本と他の主要国、とりわけ米国との「金利差(政策金利の差)」が広く、しかも長く続いている点だ。

    弱気(ベア)見通しが強まる局面では、USD/JPY(ドル円)が上昇した場合に利益が出やすい戦略が検討対象となる。米国のフェデラルファンド金利(米国の代表的な政策金利)が4.50%である一方、日銀の政策金利が0.10%にとどまるなら、金利差の面では円売り・ドル買いが選好されやすい環境と言える。具体例としては、USD/JPYのコールオプション(将来、あらかじめ決めた価格で買う権利)を買う、あるいはブル・コール・スプレッド(コールを買い、より高い行使価格のコールを売って、コストを抑える上昇狙いの組み合わせ)を組む方法がある。

    一方で、当局介入のリスクにも注意が必要だ。足元のUSD/JPYは158.75近辺にあり、円安が急速に進むと「介入(財務省などが為替市場で円買いを行い、円安を止めようとする行動)」が行われる可能性がある。2025年時点の視点で振り返ると、2024年後半に152円付近を急速に上回って円安が進んだ局面では、財務省の行動で円が急反発したものの、上昇は長続きしなかったことが想起される。したがって、円ショート(円売り)を取る場合は、利確目標を決め、ストップロス(損失を限定するための逆指値)を置くなど、急反転に備えた管理が欠かせない。

    2023〜2024年の傾向として、円安が長期化しやすい一方で、短期的に大きく振れる「ボラティリティ(価格変動の大きさ)」が伴う局面が目立った。こうした相場では、最大損失を限定しつつ円安へのエクスポージャー(値動きの影響を受ける度合い)を持てる点で、オプションが有効になりやすい。足元では1カ月物のUSD/JPYオプションのインプライド・ボラティリティ(市場価格から逆算される将来の予想変動)がやや上昇しており、市場がより大きな値動きを織り込み始めていることを示唆する。

    Key Risks And Positioning Considerations

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