カナダドルは反発、USD/CADは1.3800近辺へ下落も、停戦期待による勢いは一服か

    by VT Markets
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    Apr 9, 2026

    USD/CADは今週、約1.3965から木曜にかけて1.3800近辺へと下落し、週間でほぼ1%下げた。下げが加速したのは火曜夜で、米国とイランがパキスタンの仲介で2週間の停戦に合意したことが背景だ。

    パキスタンのシェバズ・シャリフ首相は、ドナルド・トランプ大統領がイランにホルムズ海峡の再開を求めた期限の直前に、即時停戦を発表。トランプ氏はその後、SNS「Truth Social」で合意を確認し、イランの10項目提案を「交渉の土台として実行可能」と表現した。

    ドル安が広がる

    発表後、ブルームバーグ・ドル・スポット指数(主要通貨に対するドルの総合的な強さを示す指数)は水曜に最大1.1%下落し、1月以来の大幅な1日下落となった。ドルは主要16通貨すべてに対して下落。ドル買いの取引(ドル高を見込んだ持ち高)が解消された。

    WTI原油(米国の代表的な原油先物)は、ホルムズ海峡を巡る見方を受けて一時10%超下落した。一般に原油安はカナダドルに逆風になりやすいが、その後、原油は97ドル台を回復し、DXY(ドル指数=複数通貨に対するドルの強さを示す指標)も99近辺で落ち着いた。

    金利見通しも変化した。原油が再び100ドルを下回り、先物市場では2026年に少なくとも1回の利下げが織り込まれた。FOMC(米連邦公開市場委員会)の3月議事要旨では、利上げを検討する意見と、年内利下げを見込む意見に割れた。

    チャートではUSD/CADが1.3900と1.3850を下抜け、時間足RSI(相対力指数=買われすぎ・売られすぎを示す指標)が一時30を割り込んだ後、中盤40台へ戻した。米3月CPI(消費者物価指数=物価上昇率を示す統計)は金曜発表で、結果が弱ければ1.3750〜1.3700が視野に入る。

    USD/CADは1.3900超から急落したが、現時点では1.3800付近で下げ止まっている。米3月CPIは予想よりやや強く、コアインフレ(食品・エネルギーを除いた物価)も0.4%上昇し、ドルの一段安を抑えた。停戦報道を受けた「ドル売り(ショート)」で得られる利益は、ひとまず出尽くした可能性がある。

    オプションの変動率が落ち着く

    停戦が維持されるかは週末のイスラマバード協議後も不透明だが、インプライド・ボラティリティ(市場が見込む将来の価格変動の大きさ)は急低下し、オプションは割安になっている。USD/CADの1カ月物は10%超から7.5%近辺まで低下し、2月に情勢が悪化する前以来の水準となった。ストラドルやストラングル(上にも下にも大きく動く可能性に備えるオプション戦略で、方向を決め打ちしない)を買い、大きな変動に備える余地がある。

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