EUR/JPYは前日に小幅安となった後、反発し、木曜日の欧州時間には185.30近辺で推移した。日足チャートでは、価格は上向きの「上昇チャネル(高値・安値がともに切り上がる範囲)」の中で上昇基調を維持している。
同通貨ペアは、9日指数平滑移動平均線(EMA:直近の値動きに重みを置いた移動平均)と、50期間EMAを上回っている。相対力指数(RSI:買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は61.38で、上昇の勢いがある一方、過熱感(買われ過ぎ)までは至っていないことを示唆する。
主なレジスタンス(上値抵抗)
目先の上値抵抗は、チャネル上限付近の185.70近辺。チャネルを上抜ければ、1月23日に記録した史上最高値186.88が視野に入る。
下値の目先の支え(サポート)は、9日EMAの184.52。これを下回ると、次の目安として50日EMAの183.64、その後にチャネル下限付近の183.00近辺が意識される。
このテクニカル分析はAIツールを活用して作成した。
オプション取引アイデア
今後数週間の戦略として、185.70の上値抵抗をわずかに上回る行使価格のコールオプション(買う権利)を買うことが選択肢となる。満期は2026年5月下旬〜6月を選べば、史上最高値186.88を試す時間を確保しやすい。通貨ペアのインプライド・ボラティリティ(IV:市場が見込む将来の変動の大きさ)が比較的落ち着いているため、オプション料(プレミアム)の負担は相対的に抑えられる。
別案として、プレミアムを受け取る運用に慣れた投資家はブル・プット・スプレッド(プットの売りと、より低い行使価格のプット買いを組み合わせ、下落リスクを限定しつつ受取プレミアムを狙う戦略)を検討できる。具体的には、チャネル下限の183.00近辺より下の行使価格でプットを売り、保険としてさらに低い行使価格のプットを買う。短期的に大きく崩れないことを前提に、収益(受取プレミアム)を得る狙いだ。