ナスダック100指数は水曜の寄り付きで3.5%上昇し、2025年5月12日以来の1日あたりとして最大の上昇率となった。米国のドナルド・トランプ大統領が火曜深夜、イランと2週間の停戦に合意したことを受けた動きだ。
イスラエルはレバノンでヒズボラ(レバノンの武装組織)に対する戦闘を続けるとし、夜間もヒズボラ、イスラエル、イランの間で戦闘が続いた。停戦合意には、イランがホルムズ海峡(中東の主要な海上交通路で、原油輸送の要所)を湾岸諸国の原油輸送に向けて再開することが含まれる。
ナスダックの上昇は序盤の急伸後に一服
急騰後、ナスダック100指数は利益確定の売りで上げ幅を2.4%に縮小した。米WTI原油(米国の代表的な原油指標)は停戦報道を受けて15%下落した一方、米原油価格は依然として1バレル=90ドル超にある。
同指数は戦争開始から1カ月で約13%下落していたが、足元では史上最高値から5%強下にとどまる。上値の節目として、25,180(3月初旬の高値)と25,330(2月の上値抵抗)が意識される。
ナスダック100指数は、2月初旬以来初めて50日単純移動平均線(過去50日間の終値の平均。中期の流れを見る指標)を上回って推移している。下値の目安は200日単純移動平均線(長期の流れを見る指標)の24,500近辺で、史上最高値は2025年10月下旬の26,182。