米週間原油在庫(API統計)、4月上旬の1,026.3万バレル減から371.9万バレル減に縮小

    by VT Markets
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    Apr 8, 2026

    API(米国石油協会)のデータによると、米国の週次原油在庫は4月3日までの1週間で371万9,000バレルとなり、前週の1,026万3,000バレルから減少した。

    前週比では654万4,000バレルの減少となる。これらの数値は、米国内の原油在庫(貯蔵されている原油の量)を示す。

    最新のAPI報告では、4月3日までの1週間の原油在庫は371万9,000バレル増(在庫の積み上がり)だった。在庫増は続くものの、前週の1,026万3,000バレル増(大幅な在庫増)に比べて伸びが大きく鈍化している。在庫増のペースが落ちることは、供給過剰(供給が需要を上回る状態)が和らぎつつある可能性を示し、原油価格にとっては強材料(価格を押し上げやすい材料)となり得る。

    今後は、EIA(米エネルギー情報局:米政府のエネルギー統計機関)の在庫統計で同様の傾向が確認されるかが焦点となる。現在、製油所の稼働率は約88.9%で横ばいだ。稼働率は、製油所が設備能力をどの程度使っているかを示す指標で、夏場のドライブシーズン(走行増でガソリン需要が強まりやすい時期)に向けた準備の動きと解釈できる。EIA統計で同程度、あるいはより小幅の在庫増となれば、WTIやブレントの原油先物(将来の価格で売買する契約)が上昇するきっかけになり得る。

    このデータは、季節的に原油価格が強含みやすい局面に入る中で公表された。2025年春を振り返ると、完成ガソリンの需要は4〜6月にかけて4%超増加した。トレーダーは、同様の季節要因の再来を見込み、6月限のコールオプション(一定価格で買う権利)を買って上昇局面の利益を狙う選択肢もある。

    地政学リスク(紛争や制裁などによる供給不安)も引き続き重要だ。主要産油地域の緊張は価格の下支え要因となり、原油オプションのインプライド・ボラティリティ(市場が織り込む価格変動の大きさの予想)は約29%と高止まりしている。この局面では、在庫統計が強材料でも、強気のコールスプレッド(買いのコールと売りのコールを組み合わせ、コストを抑えつつ損益を限定する戦略)など、コストとリスクを抑える組み立ても有効だ。

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