強気のモメンタムが維持される中、EUR/JPYは184.40近辺で取引され、上昇三角形の中で185.00に向けた持ち合いが続いていました

    by VT Markets
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    Apr 7, 2026
    EUR/JPYは週明け月曜日の欧州時間に、早朝の下げを取り戻して184.40近辺で取引されていました。日足チャートでは上昇三角形の中で横ばい推移が確認され、もみ合い(コンソリデーション)局面を示唆していました。 足元の価格は50日指数移動平均線(EMA)を上回って推移し、9日EMAが下値支持として機能していました。9日EMAは50日EMAを上回っており、14日RSIは55.36と50を上回っていました。

    主要なレジスタンスとブレイクアウト水準

    上値のレジスタンスは、三角形上辺にあたる184.70近辺でした。三角形を上抜ければ、1月23日に記録した過去最高値186.88を目指す展開が視野に入っていました。 下値支持は184.00、その後に9日EMAの183.94が位置していました。さらに下には50日EMAの183.46、三角形下辺が182.90近辺に控えていました。 三角形を下抜ける場合、地合いが弱含みに傾き、180.81が意識される可能性がありました。同水準は2月12日に記録した約4カ月ぶり安値でした。 EUR/JPYが184.40近辺でもみ合うなか、市場は上昇三角形の中でエネルギーを溜める展開となっており、しばしば大きな値動きの前兆とされる形状でした。このテクニカルパターンは、想定されるボラティリティ上昇を見据え、オプションでリスク管理と機会獲得を図る準備が必要であることを示唆していました。現状は50日移動平均線を上回って推移しているため、わずかに強気優位が維持されていました。

    ボラティリティ・ブレイクアウトを狙うオプション戦略

    強気の継続シナリオでは、184.70のレジスタンスを明確に上抜けるかどうかが焦点でした。ここを上回れば、2026年1月高値の186.88に向けた上昇が示唆され、今後数週間では権利行使価格185.00のコールオプションが有力な戦略となり得ました。この見通しは、2026年3月のユーロ圏コアインフレ率が2.9%と粘着的であったとの最近のデータにも支えられ、欧州中央銀行(ECB)が想定より利下げに慎重となる可能性が意識されていました。 一方で、三角形内の推移を維持できなければ急落の可能性もあり、このシナリオへの備えも必要でした。下側トレンドラインである182.90を割り込めば強い弱気シグナルとなり、プットオプションを用いて2026年2月安値近辺の180.81をターゲットとする局面が想定されていました。これは市場センチメントの大きな変化を意味し、日銀のスタンス変化が材料となる可能性がありました。 ブレイクアウト方向が不透明な点を踏まえると、ボラティリティ狙いが最も妥当なアプローチとなり得ました。現値近辺でコールとプットを同時に買うロング・ストラドルは、上下いずれかに大きく動けば利益が見込める戦略でした。同ペアの平均真の値幅(ATR)が縮小しており、ブレイクが近い可能性を示していた点からも有効性が意識されていました。 基礎的要因は依然として「強いユーロ/弱い円」に分があるとの見方が優勢で、これは2025年を通じて市場を支配したトレンドでした。日銀の政策正常化は始まったばかりである一方、ECBは相対的に大きな金利優位を維持しており、キャリートレードが同通貨ペアの下支え要因として続きやすい状況でした。したがって、三角形下限付近への下押しは、市場全体では押し目買い機会と捉えられる可能性がありました。

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