イランが米国の停戦案を拒否したことを受け、アジア時間のNZドル/米ドルは慎重な取引で0.5800近辺にとどまりました

    by VT Markets
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    Mar 26, 2026
    NZD/USDは木曜のアジア時間に0.5800近辺で推移でした。ニュージーランドドルが軟化でした。背景には、イランが米国の停戦提案およびドナルド・トランプ米大統領に関連した15項目の和解案を拒否したことがありました。 イランのファルス通信は、テヘランは現状の条件下では停戦と協議はいずれも実効性がないとみていると伝えました。ウォール・ストリート・ジャーナルは、イランが直接協議に入る前提条件として、湾岸地域における米軍基地の全面閉鎖、賠償、対イラン制裁の全面解除、ミサイル計画の無制限維持、ホルムズ海峡に対するイランの権限の承認などを求めていると報じました。

    地政学的緊張がドルを下支え

    戦争継続への警戒感が米ドル需要を押し上げ、安全資産としての買いを支えました。米ドル指数(DXY)は99.65近辺で推移し、水曜の上昇分に近い水準を維持でした。 また、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内により緩和的なスタンスへ傾かないとの見方も米ドルの支援材料でした。ニュージーランドでは、リザーブ・バンク(RBNZ)のアンナ・ブレマン総裁が、政策はどちらの方向にも動き得ると述べ、利上げ・利下げのいずれも排除しない姿勢でした。

    戦略と注目すべき水準

    ファンダメンタルズ面では、引き続きNZドル(キウイ)よりも米ドルが優位という構図でした。2025年には、FRBの引き締め寄り姿勢がRBNZの不透明感と対照的で、この乖離が繰り返されているようでした。足元では米コアインフレ率が2.6%まで鈍化する一方、ニュージーランドの最新四半期CPIは3.9%と高止まりでした。このため、先物でのショート保有やNZD/USDのプットオプション購入による下方向へのポジション構築は妥当な戦略でした。 0.5800の節目は、2023年後半から2025年の緊張局面にかけて、同通貨ペアの重要なサポートとして機能してきた水準であり、注視が必要でした。この水準を明確に下抜ければ、自動売買の売り注文が誘発され、0.5650近辺まで急落する可能性がありました。そのため、0.5800割れはショートの追加を判断する確認シグナルとして活用できる状況でした。

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