イランが協議を否定したことを受け、ドル指数は反発し、0.30%高の99.40付近まで上昇しました。

    by VT Markets
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    Mar 25, 2026
    米ドル指数(DXY)は火曜日、月曜日に約2週間ぶりの安値まで下落した後、約0.30%上昇して99.40近辺で推移しました。序盤は99.10前後まで下押ししたものの、その後は99.60程度まで持ち直し、引けにかけて伸び悩みました。 この動きは、ドナルド・トランプ氏が示した外交上の主張をイランが否定したことを受け、安全資産志向が広がった流れに沿うものでした。クリーブランド連銀のインフレ・ナウキャストでは、3月のCPIが3.02%、PCEが3.14%と見込まれており、原油ショックを背景に2月から上振れしました。

    ドル指数、リスクセンチメントの変化で反発でした

    CMEのFedWatchでは、年末までの利下げ確率がほぼゼロと示され、コアインフレが上振れすれば利上げの織り込みも一部で進んでいました。ジェローム・パウエルFRB議長は「一定の規模と期間を持つエネルギーショックでした」と述べ、影響の全容については「判断するには時期尚早でした」との認識を示しました。 速報PMIでは、製造業が市場予想の51を上回る52.4、サービスが51.1、総合が51.4と、総合は11カ月ぶりの低水準でした。投入コストは10カ月ぶりの高い伸びとなり、販売価格は2022年8月以来の高水準となりました。雇用は1年超ぶりに減少に転じました。 5分足では、スポットは99.41で、上値抵抗は99.50および99.60、下値支持は99.38、次いで99.30でした。日足では、スポットは99.42で、下値支持は98.60、99.00、97.80、上値抵抗は100.00および100.50でした。

    テクニカル水準とボラティリティ機会でした

    ドル指数のテクニカル面でも、相場が大きな動きに備えている状況が裏付けられていました。足元では98.60近辺の強い長期サポートと、100.50の重要レジスタンスに挟まれて推移していました。この明確なレンジは、強弱材料が拮抗してドルがレンジ内にとどまるとみる向きにとって、アイアンコンドルなどによるプレミアム売り戦略を検討しやすい地合いでした。 インフレ懸念の主因とされる「原油ショック」では、WTI原油が1月の80ドル割れから今月95ドル超へ急騰していました。これは2022年に見られた供給要因主導の価格急騰を想起させる動きでした。エネルギー市場の動向は注視が必要で、1バレル=100ドル方向への一段高となれば、FRBの判断を一段と難しくし、ドルの重要なブレイクアウトを誘発する可能性が高い局面でした。

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