FRB見通しとニュージーランド指標
FRBの経済見通し(SEP)では、PCEインフレ率が12月の2.4%から2.7%へ上方修正されていました。ニュージーランドの第4四半期GDPは木曜早朝に公表予定で、予想は前期比0.4%(前回1.1%)、前年比1.7%(前回1.3%)でした。 4時間足チャートでは、価格は0.5840前後に位置し、20期間および100期間のSMAを下回った状態が続いていました。20期間SMAは0.5835付近、100期間SMAは0.5911付近で、RSIは45でした。 抵抗線は0.5856が意識され、次の水準は0.5910付近でした。支持線は0.5832および0.5813が挙げられていました。政策の乖離とトレード案
一方で、ニュージーランド経済は想定されていた減速が見られ、2025年のGDP成長率は予想を下回り、深刻な景気後退はかろうじて回避していました。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は国内インフレへの対応として、政策金利(OCR)を5.5%で据え置かざるを得ない状況でした。この政策の乖離が、現在の通貨ペアにおける中心テーマでした。 現時点でNZD/USDが0.6175前後で取引されている中、状況は1年前に見られた安値局面から大きく変化していました。市場は年末までにFRBが少なくとも2回利下げすることを織り込む一方、RBNZは少なくとも第4四半期までは据え置くとみられていました。この金利差が、キウイ(NZドル)を下支えしていました。 トレーダーにとっては、中央銀行の進路が乖離するにつれて、ペアのボラティリティが上昇する可能性が示唆されていました。急騰ではなく緩やかな上昇を想定する場合、上値の利益機会を狙いつつリスクを限定するために、NZD/USDのコールオプションを買う戦略を検討すべきでした。 代替案としては、先物を用いてNZD/USDのロングポジションを取り、ニュージーランドの高金利が引き続き資金を呼び込むと見込む、よりシンプルな方法もありました。この見方は、一方の中央銀行が明確に緩和サイクルに入り、もう一方が据え置きを続ける局面ではキャリートレードが機能しやすいという歴史的傾向にも支えられていました。FRBの想定外のタカ派化に備えたリスク管理として、損切りは0.6050を下回る水準に設定するべきでした。トレーディングを始めましょう – ここをクリックしてVT Markets口座を開設