原油安と米ドル安の進行でカナダドル買いは慎重となり、USD/CADは安値圏近辺で推移していました

    by VT Markets
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    Mar 11, 2026
    USD/CADは水曜日のアジア時間に引き続き上値が重く、1.3525付近の約1カ月ぶり安値からの反発に苦戦していました。1.3570近辺で取引され、日中で0.10%未満の下落となっており、材料はまちまちでした。 IEAは、イランとの米国・イスラエル戦争の最中に原油価格が上昇した後、原油価格を抑えるためとして過去最大規模の石油備蓄放出を提案しました。原油安は資源国通貨であるカナダドルを弱め、USD/CADを下支えし得ますが、米ドル売りが上昇を抑えました。

    注目すべき市場要因

    原油は週初の上昇の後に急反落し、インフレ懸念を和らげる一方、株式市場が堅調だったこともあり、安全資産としての米ドルには下押し圧力となっていました。ホルムズ海峡の封鎖の可能性を含む中東リスクが続く場合、米ドルの基軸通貨としての役割を支える可能性は依然としてありました。 市場は最新の米国消費者物価指数(CPI)を待っており、エネルギーコストの上昇がインフレを押し上げる可能性がありました。CPIは、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ経路に対する見通しや米ドル需要に影響し得る一方、原油価格の動きはUSD/CADにとって引き続き重要な入力要因でした。 カナダドルは、カナダ銀行(BoC)の政策金利、原油価格、景気動向、インフレ、貿易収支の影響を受けていました。BoCはインフレ目標を1〜3%に置き、量的緩和や量的引き締めを用いることもできる一方、原油価格の変化はCADの動きに速やかに反映されることが多かったでした。

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