EUR/USDは月曜日、1.1600近辺から反発して小幅に上昇した。ただし、1.1650~1.1670の「抵抗帯(上値を抑えやすい価格帯)」の下にとどまり、上値は重かった。慎重な取引姿勢に加え、原油高が続いていることがユーロの上昇を抑えた。
イラン外務省の報道官は、ワシントンとテヘランがパキスタンの仲介者が届けた和平案を検討すると述べた。また、イランとオマーンの技術チームが先週、ホルムズ海峡の安全な航行(船舶が安全に通行できる状態)の回復について協議したとも説明し、原油価格は直近高値からやや下げた。
Geopolitical Tensions And Oil In Focus
これに先立ち、米国のドナルド・トランプ大統領は国家安全保障チームとの会合後、テヘランに対して「時間は迫っている」と発言した。さらに、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と、イランで取り得る選択肢について協議した。
UOB銀行は、さらなる下落を想定し、1.1600を割り込めば1.1570に注目するとしている。相場が1.1685の「強い抵抗(上昇を止めやすい重要水準)」を下回る限り、弱気の見方を維持する。
テクニカル面では、4時間足のMACD(移動平均収束拡散:短期と長期の移動平均の差で勢いを測る指標)がマイナス圏にあり、1.1650~1.1675の抵抗を上抜けられなかった。RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は売られ過ぎ水準から持ち直した一方、上値抵抗は1.1660超や1.1720近辺にある。
下値支持(下げ止まりやすい水準)は1.1610近辺に見られるが、その先は1.1505~1.1525まで目立った支持が乏しい。