ECBの利上げ観測でユーロ買い、ユーロ/円は反発 日本GDPと日銀政策が円相場の手掛かりに

    by VT Markets
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    May 18, 2026

    EUR/JPYは週明け月曜の欧州時間早朝に184.80円近辺まで上昇し、4日続落をいったん止め、184.50円台を維持した。背景には、欧州中央銀行(ECB)の当局者発言を受けて、今後の政策金利(中央銀行が決める短期金利)が上がる余地が残ったことがある。

    ヤニス・ストゥルナラス氏は、小幅な利上げ(政策金利の引き上げ)であれば、景気を傷めずに物価上昇(インフレ)を抑えられる可能性があると述べた。ボリス・ブイチッチ氏は、6月の判断は今後発表される経済指標の内容次第になるとの見方を示した。

    Japan Growth Outlook

    日本では火曜日に1-3月期GDP(国内総生産)の速報値が公表される予定で、成長率は前回の0.3%から0.4%へ小幅に上向く見通しだ。成長が強ければ、短期的な円安圧力(円が弱くなりやすい状況)は和らぐ可能性がある。

    日足チャートでは、ボリンジャーバンドの中央線(一定期間の移動平均線を中心に、値動きの幅を示す上下の帯)である185.30円をやや下回る水準で推移している。14日RSI(相対力指数=買われ過ぎ・売られ過ぎの目安を示す指標)は47.75で、中立水準に近い。

    下値支持線(サポート)は、100日SMA(単純移動平均線)184.30円、次いで183.50円、そしてボリンジャーバンド下限の182.85円。上値抵抗線(レジスタンス)は185.30円、次いで186.24円、ボリンジャーバンド上限の187.78円が意識される。

    円相場は、日本の景気、日銀の金融政策、海外との金利差、投資家のリスク選好(リスクを取りやすいかどうか)に左右されやすい。日銀は2013〜2024年にかけて大規模な金融緩和(低金利で資金供給を増やす政策)を続け、2024年にその修正を進めたことで、国債利回りの差(債券利回りスプレッド)や為替に影響が出やすい。

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