プール・コーポレーション(POOL)は、2021年の高値から下落しているものの、より大きな時間軸では強気のエリオット波動(価格の動きを「波」に分けて相場局面を読む分析手法)のパターンにとどまっているとされる。過去には2009年安値から「波(I)」へ上昇しており、これは「インパルス(推進波=はっきりした上昇トレンドを示す5つの小さな波で構成されやすい局面)」だったと説明されている。
波(I)の後、株価は「波(II)」に移行した。波(II)は「調整局面(上昇の反動で下げたり揉み合ったりする局面)」で、複雑で、なお継続中とされる。構造は未完成とされ、波(II)の終了前にもう一段の下落がある可能性を示唆している。
分析では、フィボナッチ投影(上昇・下落の値幅比率から次の到達点を推定する手法)に基づき、波(II)の下値の支え(サポート)候補を123近辺に置いている。さらに、下落が「より大きな5波動(下落が5つの小さな波で進む形)」として完結する可能性も示している。
短期的には、株価は値動きが荒く(ボラティリティ=価格変動が大きい状態)、下方向への振れが続く見通しとされる。波(II)が想定ゾーン付近で終了した後、次の段階は「波(III)」で、一般に力強い上昇局面になりやすいと説明される。
長期の強気見通しは、無効化水準(この水準を割ると想定シナリオが崩れる目安)である8.76近辺を価格が上回る限り、有効とされている。