米ドル指数(DXY)は2日続伸し、水曜日の欧州時間に98.40近辺で推移した。日足チャートでは、下向きの価格帯(下降チャネル)の上限である98.50付近を試している。
指数は短期の9日指数平滑移動平均線(EMA、直近データにより強めに反応する移動平均)を上回る一方、中期の50日EMAを下回っている。この組み合わせは、大きな方向感が出にくい「もみ合い(レンジ相場)」が続くことを示す。
Technical Momentum And Range
14日相対力指数(RSI、買われ過ぎ・売られ過ぎを測る指標)は48.9近辺で、50をわずかに下回る。2本のEMAの間で価格が動く状況では、勢いが弱く方向感も限定的であることを示す。
上値抵抗は、チャネル上限の98.50付近、次いで50日EMAの98.60付近。チャネルを上抜ければ、3月31日に付けた約12カ月高値の100.64に向けた動きが視野に入る。
下値支持は、9日EMAの98.26付近、次いで2月23日に付けた12週間安値の97.35。その下は、3カ月安値の96.49、さらにチャネル下限の96.40付近が意識される。
指数がチャネルを下抜けた場合、次の節目は95.56。これは1月27日に到達した、2022年2月以来の安値だった。