米ドル指数(DXY)は火曜日、米インフレ指標が市場予想を上回ったことを受け、98.30近辺へ上昇した。総合CPI(消費者物価指数、家庭が購入するモノやサービスの価格の上昇率)は4月に前年同月比3.8%(予想は約3.7%)、前月比は0.6%上昇だった。変動の大きい食品・エネルギーを除いたコアCPIは前月比0.4%上昇、前年同月比2.8%だった。
米国債利回り(国債の利回り=金利の代表的な指標)は上昇し、10年債は4.46%(+1.10%)、30年債は5.03%(+0.80%)。ユーロ/ドルは1.1740近辺へ下落、ポンド/ドルは1.3540近辺へ下落した一方、ドル/円は157.60近辺へ上昇、豪ドル/米ドルは0.7240近辺へ下落した。
CPI上振れ後の主な市場の動き
WTIは、イランとホルムズ海峡(中東の主要な原油輸送ルート)を巡る緊張を背景に、1バレル=102.00ドル超で推移した。金(ゴールド)はドル高と利回り上昇(債券金利の上昇)が重しとなり、4,700ドル近辺へ下落した。
発表予定の指標は、5月13日(水):豪1-3月期賃金指数、NZ4-6月期RBNZ(ニュージーランド中銀)のインフレ期待、仏4月CPI(EU基準=EU統一方式の物価指標)、ユーロ圏1-3月期雇用・GDP(速報)、ユーロ圏3月鉱工業生産、米4月PPI(生産者物価指数=企業が受け取る価格の変化)とコアPPI。5月14日(木):豪インフレ期待、英GDPと生産関連指標、独4月HICP(EU統一消費者物価指数)、米新規失業保険申請件数、米小売売上高、NZ4月PMI(購買担当者景気指数=景況感の先行指標)。5月15日(金):仏CPI、米NY連銀エンパイア製造業景況指数(ニューヨーク州周辺の製造業景況感)、米鉱工業生産。