英ポンドは英総選挙リスクと中東情勢の報道で上値抑制、EUR/GBPは0.8640付近で小動き

    by VT Markets
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    May 7, 2026

    EUR/GBPは木曜日、0.8641近辺でほぼ横ばいとなり、過去1週間のレンジ内で推移した。市場は英国の地方選挙結果と、中東の戦争終結に結び付く可能性がある米国・イラン合意報道を注視している。

    世論調査では、キア・スターマー首相率いる労働党が地方選で大きく議席を失う可能性が示唆されている。この結果は英国の政治不透明感を高め、ポンドの重しになり得る。

    市場の材料と政治リスク

    ユーロも伸び悩んでいる。中東情勢の緊張と原油高で、将来の利下げが遅れるとの見方(政策金利見通し)が意識されているためだ。政策金利はECBが2.15%、英中銀(BoE)が3.75%で、金利差がポンドを支えやすい。

    テクニカル面では下向きの傾向が続く。100日・200日の単純移動平均線(一定期間の終値平均で、相場の方向をみる指標)を下回っているためだ。相場の勢いを示すRSI(買われ過ぎ・売られ過ぎの目安)は40付近で弱く、MACDヒストグラム(2本の移動平均の差で勢いを測る指標)もマイナス圏にある。

    上値の目安は、100日単純移動平均線の0.8687近辺、200日単純移動平均線の0.8703近辺。下値の目安は0.8600付近で、ここを割り込むと下落が進む可能性がある。

    取引面での示唆とポジション

    派生商品(先物・オプションなど、原資産の価格から価値が決まる金融商品)を使う参加者にとっては、シグナルが割れている局面だ。レンジ相場で利益を狙う、または緩やかな下落に備える戦略が選択肢となる。例えば0.8650より上の水準に権利行使価格を置いた「アウト・オブ・ザ・マネー」のコール・スプレッド(上昇時の利益を制限する代わりに受取プレミアム=オプション料を得る組み合わせ)を売ることで、戻りが限定的との見方を反映しやすい。スプレッドは損失を一定範囲に抑えられるため、単体売りよりリスクを管理しやすい。

    先物(将来の価格で売買する契約)は、大きなポジション構築に慎重であるべきだ。金利差が大きいと、売り方の買い戻しが急増する「ショートスクイーズ」(空売りの踏み上げ)が起き、相場が急反発することがある。50日移動平均線(50日間の終値平均)近辺(現在0.8590付近)への戻りを、控えめな売りポジションを作る機会とする考え方もある。これにより下落基調に乗りつつ、相場の不安定さを踏まえた運用がしやすい。

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