米国・イラン停戦でリスク選好強まり、金は1%上昇 4,500ドル安値から4,560ドルへ反発

    by VT Markets
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    May 6, 2026

    金は火曜日にほぼ1%上昇し、1カ月ぶり安値の4,500ドルから反発して4,560ドル近辺で取引された。米国とイランの停戦(軍事行動を一時的に止める合意)は綱渡りの状態ながら、投資家のリスク選好(リスク資産を買いやすい心理)を支え、米国債利回り(米国債の利率の指標)は低下した。

    米国とイランは月曜日に衝突した。米海軍は「オペレーション・フリーダム」の下、ホルムズ海峡(中東の主要な原油輸送ルート)で商船を護衛した。米軍はイランのボート6隻を破壊し、イランはUAE(アラブ首長国連邦)の石油施設を攻撃、原油価格を押し上げた。

    米ドル指数(DXY:主要通貨に対するドルの強さを示す指数)は98.45と0.04%下落した。米10年債利回りは1.5bp(ベーシスポイント=0.01%)低下して4.416%となり、利息を生まない金(利回りが付かない資産)を下支えした。市場はFRB(米連邦準備制度理事会)が2026年まで政策金利(中央銀行が決める短期金利の基準)を据え置くと見ている。

    米指標では、4月の景気が弱含んだ。ISMサービス業PMI(米サービス業の景況感指数)は54から53.6へ低下した。雇用項目は45.2から48へ上昇し、支払価格(仕入れコストなどの物価圧力)は70.7で横ばいとなり、2022年4月以来の約4年ぶり高水準近辺にある。

    3月の輸入は3.6%増、輸出は3.1%増となり、貿易赤字が拡大した。JOLTS求人件数(米労働市場の求人の多さを示す統計)は692.2万件から686.6万件へ減少し、市場予想の683万件と比べるとやや上振れした。

    金は4,700〜4,500ドルのレンジ(一定の値幅内の横ばい)で推移している。主な節目は4,600ドル、4,660ドル、4,703ドル、4,750〜4,755ドル、4,351ドル、4,269ドル。

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