4月の米ISM非製造業(サービス業)価格指数(支払価格)は70.7で横ばいとなった

    by VT Markets
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    May 5, 2026

    米国のISM非製造業(サービス)「支払価格」指数(企業が仕入れなどで支払う価格の動き、いわゆるコスト上昇圧力を示す指標)は4月に横ばいとなり、70.7を維持した。

    4月のISMサービス支払価格が高水準の70.7に張り付いたことで、物価上昇(インフレ)が依然として大きな課題であることが裏付けられた。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を「高い水準で長く」維持せざるを得ない明確なシグナルとみる。こうした粘着性(下がりにくさ)を踏まえると、市場が見込みやすい夏場の利下げは、現時点ではほぼ想定しにくい。

    Higher For Longer Rates

    金利先物(将来の金利水準を織り込む先物取引)には売り圧力が続く可能性がある。特に、満期が2026年後半の契約が焦点となりやすい。2025年を振り返ると、雇用統計など労働市場の強いデータを受け、年初の利下げ期待が後退して金利見通しが見直された局面があった。12月2026年のSOFR先物(SOFR=担保付き翌日物調達金利。米ドルの短期金利の代表指標で、政策金利見通しを反映しやすい)の「インプライド利回り」(先物価格から逆算される市場の想定金利)は、上昇基調が続くと見込む。すでに前回の市場予想を上回るCPI(消費者物価指数)を受けて20bp(ベーシスポイント=0.01%)上昇しており、コアインフレ率(食品・エネルギーを除いた基調的な物価指標)は3.8%だった。

    この局面では、株式市場の下落に備えるヘッジ(損失を抑えるための保険)として、S&P500など主要株価指数のプット(売る権利)オプション(あらかじめ決めた価格で売買できる権利)が相対的に有効に見える。借入コストの上昇は企業利益や株価の割高感(バリュエーション)を押し下げやすく、下振れ要因となるためだ。CBOEボラティリティ指数(VIX=S&P500の予想変動率を示す「恐怖指数」)はすでに10台前半から17へ上昇しており、市場の警戒感の高まりを示す。

    FRBが他の主要中銀より引き締め寄り(タカ派=利下げに慎重)になりやすいことを踏まえると、米ドルを買うポジション(ロング)が妥当とみる。具体的には、ドル指数(DXY=主要通貨に対するドルの総合的な強さを示す指数)のコール(買う権利)オプション、または米ドルと他通貨の通貨ペアの先物で、より緩和寄り(ハト派=利下げに前向き)な中銀を持つ通貨に対して米ドルを買う形が考えられる。DXYはすでに106水準(数カ月ぶりの高値圏)を試しており、今回のデータはドル高を下支えしやすい。

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