NZD/USDは火曜日、0.5870近辺で推移した。リスク回避(投資家が株などのリスク資産を避け、安全資産に資金を移す動き)を背景に米ドル買いが広がり、同通貨ペアは上値が重かった。安全資産としての買いが米ドルを支えた。
米国の船舶がイランに攻撃されたとの報道を受けて市場心理は悪化した。ただし米当局者はこの報道を否定した。不確実性が高まり、投資家のリスク選好(リスクを取りやすい状態)が低下し、ニュージーランドドル(NZD)の重しとなった。
市場はニュージーランドの雇用統計に注目している。労働市場の状況や、ニュージーランド準備銀行(RBNZ、同国の中央銀行)の金融政策見通しを探る手がかりとなるためだ。米国では今週、ISM非製造業景況指数(サービス業の景況感を示す指標)や、雇用関連指標の発表が予定されている。
4時間足チャートでは、NZD/USDは0.5874で推移し、弱含み(下方向に偏りやすい状態)を維持した。20期間SMA(単純移動平均線。一定期間の平均値で相場の方向感を見る指標)は0.5882、100期間SMAは0.5884。RSI(相対力指数。買われ過ぎ・売られ過ぎを測る指標)は46近辺だった。
上値抵抗(上昇しにくい水準)は0.5882、次に0.5884、0.5899。さらに0.5954が意識される。下値支持(下げにくい水準)は0.5868、0.5860。0.5860を割り込むと、下落余地が広がる可能性がある。