英イングランド銀行(BOE)の金融政策委員会(MPC)は、政策金利(Bank Rate)を3.75%に据え置いた。採決は8対1だった。ソシエテ・ジェネラルのエコノミストは、金利は2026年まで変更されないとみている。
また、米国とイランの紛争が続けば、年内に0.50〜0.75%ポイント(50〜75bp、bp=金利の単位で0.01%)の追加利上げもあり得るという。背景には、エネルギー価格の上昇圧力が続いていることがある。
借入動向と政策シグナル
英国の最新のマネー・信用統計では、借入が増加した。家計や企業は、借入コスト(資金調達コスト)が上がる前に金利を固定しようとしているようだ。
住宅ローンの借り換え(remortgaging)や、金融以外の企業向け貸出が増え、2020年以降で最も高い水準となった。BOEの「BEAR」会議では、直近会合後にMPCメンバーが発言できる見通しだ。(※会議名はBOEのイベントで、市場参加者が政策当局者の発言から今後の方針を読み取る場になりやすい。)