クリーブランド連邦準備銀行(FRB)総裁のベス・ハマック氏は金曜日、FRBの声明文に「金融緩和(利下げ)寄りの姿勢(緩和バイアス)」を残すことに反対した理由を説明する声明を発表した。現在の見通しを踏まえると、「明確な緩和バイアス」はもはや適切ではないと述べた。
ハマック氏は、インフレ圧力は幅広い分野に及び、エネルギーが物価を押し上げていると指摘。2026年に入ってからの景気はこれまで底堅いとも述べた。
同氏は、インフレが上振れするリスクがある一方で、雇用市場には下振れリスクも見られると報告。景気や金融政策(政策金利の運営方針)の先行き不透明感が高まっているとも述べた。
ハマック氏は、雇用市場はほぼ完全雇用(失業率が低く、人手不足に近い状態)にあるとし、幅広い見方があること自体がFRBの意思決定プロセスの一部だと付け加えた。
金曜日の市場では、米国時間も米ドルは弱含みとなった。記事公表時点で、米ドル指数は前日比0.25%安の97.85だった。