トランプ氏がイラン海上封鎖を継続、WTI原油はアジア早朝に105ドル近辺で推移

    by VT Markets
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    Apr 30, 2026

    WTI(米国の代表的な原油価格の指標)は木曜のアジア時間早朝、1バレル=104.90ドル近辺で取引された。米国がイランの港を海上で封鎖(軍艦などで航行を止め、出入りを制限する措置)し、UAE(アラブ首長国連邦)がOPEC(石油輸出国機構)から脱退すると発表したことで、価格は上昇した。

    ブルームバーグによると、ドナルド・トランプ米大統領は水曜日、イランの核開発計画(核兵器につながり得る技術・施設を含む)をめぐりテヘラン(イランの首都)と合意に至るまで封鎖を続けると述べた。イランは、米国がイラン関連船舶の封鎖を続ければ「前例のない軍事行動」に出ると警告した。

    Uae Exit And Iran Blockade

    UAEは5月1日にOPECを脱退するとした。火曜日の発表は、イランによるものとされるミサイル・ドローン(無人機)攻撃が数週間続いた後に出た。イランもOPEC加盟国である。

    報道は、この動きがイラン戦争に関連した「前例のないエネルギー危機」と結び付いているとした。こうした展開は米国とイランの緊張を強め、WTIの上昇要因となった。

    市場の警戒感はオプション(将来、あらかじめ決めた価格で買う/売る権利)価格にも表れている。CBOE原油ボラティリティ指数(OVX、WTIオプションから算出される予想変動率の指標)は最近55に達し、2025年の初期の急激な価格変動以来の水準となった。予想変動率(市場が織り込む将来の値動きの大きさ)が高いほど、コール(買う権利)オプションの購入費用(プレミアム)は高くなりやすい。

    Positioning For Continued Volatility

    強気材料として、先週のEIA(米エネルギー情報局)週報では商業原油在庫が380万バレル減少した。市場予想(コンセンサス)のほぼ2倍の取り崩しで、封鎖による国際的な供給網の混乱がすでに米国市場の需給を引き締めていることを示す。

    また、ブレント原油(北海産原油を基準にした国際指標)とWTIの価格差(スプレッド)は8ドル超に拡大し、約2年ぶりの水準となった。中東からの海上輸送の混乱により、海上取引の影響を受けやすいブレントのほうが相対的に影響を受けている可能性がある。

    外交ルートが停滞するなか、軍事的な緊張の急激な高まりや追加の供給ショック(供給が突然減って価格が跳ねる事態)のリスクは高い。今後数週間は上方向への急な値動きに備える局面となりやすい。

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