USD/CADは水曜日、1.3680近辺でほぼ横ばいだった。一時1.3710前後まで急伸したが、1時間以内に反落した。火曜日に1.3600近辺から持ち直した後、欧州時間午前の大半は40pips(pips=為替レートの最小変動幅。主要通貨では通常0.0001)程度の狭い範囲で推移した。
カナダ銀行(BoC)は政策金利(オーバーナイト・レート=金融機関同士が翌日物で資金を貸し借りする基準金利)を2.25%に据え置いた。市場予想通りで、4会合連続の据え置きとなった。BoCは金融政策報告(MPR=経済見通しや前提条件を示す報告書)で、原油が2027年半ばに1バレル75ドルへ戻ることを前提にし、政策金利の調整幅は小さくなる見通しだと述べた。
Usd Cad Rangebound Near Key Levels
米国時間の取引は、ドナルド・トランプ大統領が米東部時間午前4時にイランについて投稿した後、不安定な値動き(方向感が出にくい相場)となった。米国とイランの協議は停滞したままだ。ホルムズ海峡の封鎖により世界の原油輸送の約20%が影響を受け、WTIは1バレル100ドルを上回った。WTI(西テキサス中質原油=米国の代表的な原油指標)の上昇は資源国通貨であるカナダドルの支えとなり、USD/CADの上昇を抑えた。
その後、焦点は18:00GMTの米連邦準備制度理事会(FRB)の決定に移った。政策金利は3.50%〜3.75%に据え置かれる見通しだ。15分足(短い時間軸のチャート)では、USD/CADは1.3678で、日中始値1.3677近辺。ストキャスティクスRSI(Stochastic RSI=相場の買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は約47.95だった。
記事はAI支援のテクニカル分析(過去の価格データから相場の方向性を探る分析)に言及し、4月29日17:12GMTに訂正が入ったとしている。