MUFGは、最近の円の対ドル反発は長続きしない可能性があると述べ、米ドル/円(USD/JPY、米ドル1ドルに対して何円かを示す為替レート)は2月下旬に中東情勢が悪化して以降続く「円安基調」の範囲内にとどまっていると指摘した。今回の動きは日銀の「タカ派的な据え置き」(利上げはしないが、将来の利上げに前向きな姿勢を示すこと)と結び付けた一方、これが持続的な転換を生むとは見ていない。
報告書は、世界的な「リスク選好」(投資家が株など値動きの大きい資産を買いやすい心理)が強いことや、日本の「交易条件」(輸出価格に対する輸入価格の比率。悪化すると同じ輸出で必要な輸入を賄いにくくなり、円の重しになりやすい)が悪化していることが、円安要因として働いているとした。また最新のIMMレポートにも言及し、「レバレッジド・ファンド」(借入などで投資規模を大きくする投機筋)がここ数週間で円の「ショート(売り持ち)」(円が下がる想定で円を売る取引)を積み増していると伝えた。
円への圧力は続く
記事は、これらの環境下では、近い将来に円安がさらに進む場合、日本がこれまでの「口先介入」(発言による円安けん制)を実際の行動で裏付ける必要性が高まると指摘した。加えて、当局が介入しない限り、USD/JPYには再び上昇圧力がかかりやすいとも報じた。
片山財務相が日銀会合に先立ち改めて警告を発し、「必要なときは大胆な行動を取ると一貫して述べてきた」と語ったとした。大型連休(ゴールデンウィーク)期間について問われると、「24時間対応する用意がある」と述べたという。
さらに片山氏は、原油先物の「ボラティリティ(価格変動の大きさ)」が高止まりしており、円での投機的な動きを助長しているとの見方を示したとした。記事はAIで作成され、編集者が確認したと説明している。