カナダ・ナショナル銀行(National Bank of Canada)のアナリスト、イーサン・カリー氏とテイラー・シュライヒ氏は、カナダ銀行(中央銀行)が翌日物金利の誘導目標を2.25%に据え置くと予想している。これで4会合連続の据え置きとなる。
中銀は「政策は適切に調整されている」との見解を繰り返す見通しだ。戦争の影響で総合消費者物価指数(CPI、家計が買う代表的な商品・サービスの価格の平均的な動き)インフレ率が一時的に跳ねても、基調インフレが弱い(落ち着いている)ため、当局はこの上振れを一時要因として扱うとみられる。
インフレ見通しと基調の動き
更新では、ガソリン価格の上昇を背景に、総合(全品目)インフレ見通しが引き上げられる可能性がある。一方、基調インフレ(価格変動の大きい品目の影響をならして、物価の「地合い」を示す指標)の見通しは小幅な変更にとどまる見込みだ。
国内総生産(GDP、国内で生み出された付加価値の合計で、景気の大きさと伸びを示す)成長率見通しは、やや下方修正される可能性がある。2025年10〜12月期(第4四半期)の結果が予想を下回り、2026年1〜3月期(第1四半期)も市場の想定ほど強くなく、雇用情勢も勢いに欠けることが背景にある。
中銀は、景気の下振れリスクが大きい一方、インフレの上振れリスクも意識すべきだと述べる可能性がある。
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